“花散策クラブ“は健在なり 大 場 サ ヨ 子
幾つかの難題を孕みつつ曲がりなりにも月1回の活動を続けていられるのは、部員一同の「みんなに会いたいな!」との切ない気持を支えにして参加していただいているからと自負しています。その一方で、特にここ3年は全体を3班に編成して当番制で企画から催行まで各班長等にすっかりお任せしての月例会となっており、全くの名ばかり部長である私が果たしてこのまま続けていてよいのだろうかと自問してもいます。
そうそう、今年度の予定を含めてご報告をせねば・・・。
4月、戸田の浮間公園の一角で地元の保存会の方々が守っているサクラソウ圃場に行きました。規模は小さく少し物足りなかった感じがしました。それでも八重桜の舞い散る中を散策しながら駅前の居酒屋でランチタイム。久し振りに参加された男性もいらして楽しまれた様子です。
5月、桜の季節はとうに過ぎてしまったのに高尾の多摩森林科学園の桜保存林へ。当日は天候が心配でしたが参加者の心掛けが良かったのか(?)雨も一休みしてくれました。お目当ての山桜も見られませんでしたが、その代わりに新緑を愛でながらボランティアによる植物や昆虫類に関する興味深くかつ貴重なお話に疲れを忘れるほどでした。なんでもその道では著名な方だそうであちらこちらで講演をしておられるとか。
6月、又もやお花に見放されたようで、枯れ果てた紫陽花を見に足立神社へ行ってきます。近くの鴨川みずべの里で少し遊んでみましょうか・・・。
7月、石神井公園散策です。若き日にボートに乗って夢を語り合ったなぁ~んてノスタルジーに浸るのも一興でしょう。失礼しました、スイレンと森林浴が目的です。歩いた後の美味しいパスタもお薦めです。
8月、恒例となった工場見学。北本のグリコピア・イーストでクイズに挑戦します。全問正解して賞品をゲットできるのはどなたでしょうか?
9月、残暑が厳しいことが予想されますので、遠出は避けてランチのみ。武蔵浦和に最近出来たお店にですがどんな評価が下されることやら。
10月は未定ですが、11月3日は紅葉の平林寺です。祝日なので混雑がちょっぴり気がかりなものの、境内の整然とした中に緑と黄葉や紅葉の素晴らしさに息をのむことでしょう。
そして12月、工場見学を申し込んでいるところでして、期日は12月1日を予定しています。
花散策部12月の活動 10班 伊藤豊子
今月の活動は部長が数カ月前より予約をしていました、板橋区舟渡にある”第一硝子”の工場見学です。(小中のガラスびんの生産)見学は午後の予約なので、浮間舟戸駅近くのベーカリーカフェでランチをし8名で工
場に向かいました。(見学は最大受入れ人数は10名です)
会議室に通され、工場の説明を受けました。見学には髪の毛など落とさない様に不織布で出来たキャップ、その上にヘルメットをかぶり、手には軍手、作業服を着用、足には靴バーをしていよいよ工場へ。
最初は、カレット工場。家庭などから分別収集された空きビンを砕いてガラスびんの原料になるカレットに加工。次はガラスびん工場。石灰石・ソーダ灰・けい砂などをカレットと混ぜ合わせ溶解窯で溶解しガラスを作ります。溶かしたガラスの塊を金型に流し込みびんの形になります。除々に冷やしガラスびんの出来上がりです。色々な検査をしたびんはベルトに乗って流れていきます。流れているびんを女性が椅子に座り、”じいっと”見つめています。目視の検査です。40分交代だそうですが、大変な仕事だなあと思いました。男性には向いていない作業だそうです。女性が活躍していました。
以上で工場見学は終了。所要時間は1時間半でした。
出入口のショーケースに、この工場で生産しているガラスびんの商品が飾ってありました。化粧品・医薬品・調味料・文具等々です。控室に戻りお土産に小びんに入った調味料セットをいただきました。
私達もガラスびんのリサイクルに協力しましょう。びんの中味は取り除き洗ってから出して下さいと、工場の方のお話でした。